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レーザーを使用する治療と従来の治療との違い
1 麻酔の必要性が少ない(痛みが少ない)。
  麻酔の必要が少ないという事は、不快な思いや麻酔の痛み、
恐怖を感じることがないだけでなく処置後の治癒も早い。 
2 殺菌効果が期待できる。
  熱作用による殺菌効果が期待できる。
3 タービンを使わなくてすむ。
 (不快な音を聞かなくてすむ)
  健全歯質の切削を少なく治療が出来る。
4 振動が少ない。
  患者の恐怖感や不快な思いを軽減。
5 生体の表面にのみ反応
  生体組織の表面の水分に反応し蒸散するため、組織深部への影響が少ない。
   
水への高い吸収性が特徴です
歯科医療にEr:YAGレーザーが、多くのレーザー波長の中で、最もふさわしいと言われる理由は、水への高い吸収性にあります。

Er:YAGレーザーは、水を含んだ生体組織に対する蒸散能力が高く、しかも、それは表層のみに起こると考えられています。

すなわち、Er:YAGレーザーによる硬組織切削の原理は、ハイドロキシアパタイト間のハイドレーションセルが
Er:YAGレーザーによって気化して、アパタイト間の結合が破壊されるためと考えられています。

また、照射野周囲の照射エネルギー密度は低く、
周囲組織への影響はほとんどありません。
牛歯への
Er:YAGレーザー

照射高速度写真映像
画像提供:近畿大学理工学部 
電気電子工学科助教授 
橋新裕一先生
硬組織切削メカニズムの
模式図

画像提供:
大阪歯科大学客員教授
 
 
各種歯科用レーザーの生体への熱伝導について
Er:YAGレーザーは、体の表面にのみ反応します。
CO2レーザー Er:YAGレーザー Nd:YAGレーザー Er:YAGレーザーは、蒸散という反応が照射部の表層に限定されて行われるため、他のレーザーのように透過光による組織深部への影響が少なくてすみます。
またエナメル質にクラックが起こりにくい、熱の発生が微小、痛みが非常に少ないなども魅力の一つです。


YAGとは、宝石のガーネット(ざくろ石)と同じ結晶構造をもつ人造ダイヤの略称です。

Y ettrium
A luminum
G arnet 
表面に作用するが、
熱により凝固蒸散する。
水に対する吸収性が高い。
生体組織の表面の
水分に反応し蒸散する。
深部まで到達し、
内部拡散傾向がある。
(黒色塗布が必要)
体内の水分に吸収されにくい。
組織への浸透が強い。
熱による凝固蒸散。
 
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